トリキュラーは飲み合わせの間違いに注意

トリキュラーは、第2世代の合成黄体ホルモンであるレボノルゲストレルと合成卵胞ホルモンであるエチニルエストラジオールが配合されている経口避妊薬であり、FSHやLHの分泌を抑制する事により卵胞の成長や排卵が阻害され避妊効果を発揮します。又、レボノルゲストレルの作用により子宮内膜の増殖が抑えられ、子宮体癌や卵巣癌の予防に有効とされ、PMDDやPMSなどの症状緩和にも有効とされています。
トリキュラーは、より自然な女性ホルモンの分泌パターンに近づけ、ピルに含まれる擬似女性ホルモン総量を減らす為に、月経サイクルの前半の黄体ホルモンの量を少なくし後半に黄体ホルモンが多くなる漸増型3相性の低用量ピルとして製造されています。その為、トリキュラーは、必要最低限の合成ホルモン量で避妊効果を発揮する様に調合されているので、飲み合わせによるピルの効果の減弱に注意する必要があります。
トリキュラーの効果を強化する飲み合わせとしては、解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンや水虫の治療に用いられる抗真菌薬のフルコナゾールやボリコナゾールなどの医薬品があります。
逆に効果を低下させる飲み合わせとしては、抗てんかん薬のカルバマゼピンやフェノバルビタール、結核の薬のリファンピシン、抗生物質、抗エイズウイルス薬などの医薬品があります。
トリキュラーに限らずピルは、血栓を形成しやすくなる副作用があるので、血栓性静脈炎や脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、糖尿病性疾患、重い高血圧症、重い肝臓病などの患者や既往歴のある人の服用は避けるべきです。又、40歳以上の女性や喫煙者、肥満症、高血圧症、肝臓病、腎臓病の患者の服用には医師の指導が必要とされています。