血栓症にもトリキュラーやダイアンが有効

トリキュラーやダイアンは、現在ピルの主流となっている低用量ピルであり、合成ホルモンの配合量の多い高容量ピルや低用量ピルに比べて副作用が少ないとされていますが、低用量ピルに限らずピルの服用自体が血栓症の発症リスクを高めているとされています。
トリキュラーは、3相性漸増型なので薬剤に含まれる合成女性ホルモンの総量は低用量ピルの中でも少ない方ですが、トリキュラーの服用は血栓症の発症リスクを高めているとされています。
現実にフランスでは、ダイアンの服用による死亡例がありフランス国内での販売が中止され、100種類以上のピルを承認しているアメリカFDAでも認可されていないのが現状です。
トリキュラーやダイアンは、血栓症に対して有効では無く、逆に血栓症を誘発すると考えられています。
血栓は、下肢静脈で90%以上が形成されるとされ、静脈血栓塞栓症には、血栓が下肢の筋膜内の静脈を塞いでしまう深部静脈血栓症と血栓が肺の動脈を塞いでしまう肺血栓塞栓症があります。静脈血栓塞栓症は、日本人の発症率は欧米に比べて非常に低いとされていましたが、食の欧米化や生活習慣の乱れ、肥満率の上昇により10年で静脈血栓塞栓症患者は2倍以上になったとされ、現在も増加傾向が続いています。
血栓症の予防法は、適度な運動による下肢の血行改善やトリキュラーやダイアンなどピルの服用中断、抗凝固薬の服用で血栓症の発症リスクが大幅に下がるとされています。
又、血栓症は、静脈だけでは無く動脈や心臓、毛細血管、重要臓器周辺の血管でも発症する事があり、特に動脈系の血栓症は心筋梗塞や脳梗塞、脳をはじめとする動脈瘤など病状変化が非常に激しい疾患が多いのが特徴です。