避妊以外にも利用できるトリキュラーの特徴

トリキュラーは、日本で最もポピュラーな低用量ピルで、たくさんの人が飲んでいます。含まれている卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤の量が段階的に変化する3相性ピルで、不正出血が少ないというメリットがあります。
トリキュラーなどの低用量ピルは、正しく服用を続けることで高い避妊効果が得られますが、その他にもさまざまな副効果があります。
まず、生理周期を安定させることができます。低用量ピルは、21日間飲み続けたら7日間薬を休みますが、この休薬期間に消退出血と呼ばれる生理が起こります。
低用量ピルは、子宮内膜を薄く保つため、生理の出血は少なくなり、生理痛も軽減します。これを利用して、子宮内膜症の治療や予防に使われることもあります。
低用量ピルは排卵を抑制することで、妊娠を回避します。排卵は、卵巣に大きなダメージを与えるため、低用量ピルの服用期間は卵巣を休ませることができます。このため、卵巣がんなど卵巣トラブルの予防に効果的です。また、低用量ピルの服用をやめれば、3ヶ月程度で排卵が再開しますが、卵巣を休ませておけば、望むときに妊娠しやすい身体を保つことができます。
また、女性ホルモンが影響しているとされるPMSやニキビなどの肌トラブルにも効果があります。
トリキュラーには1シートに21錠あるタイプと28錠タイプがあります。21錠タイプは、21日間飲み続け、7日間の休薬期間後、次のシートを飲み始めます。28錠タイプは、最後の7錠が薬の成分のない偽薬で、1シートを28日間飲み終えたら次のシートに移ります。低用量ピルの初心者や、飲み忘れが心配な人は28錠タイプがおすすめです。いずれも、シートに記載された順番に従って、毎日同じ時間帯に忘れずに飲むようにします。